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≪路線バスが大変なことになっているようですよ!≫

皆さんは、通勤通学、お買い物など生活の足として、路線バスは活用されてますか?



僕は日常は殆ど利用しません。



ただ普段利用しなくても、利用する時は意外と大事な行事などの際に利用することが多く、手段がないと結構困ります。。



少なからず、タクシーよりは多く利用することは間違いないです。



毎日路線バスを利用する人にとっては、むしろ路線バスがないと真面目に生活に支障をきたす話しとなります。。



で、どうしてこんなお話しをするかと言いますと・・・



日常に当たり前のようにあるこの路線バスが今、大変なことになっているようですよ!。。



いったい何が大変になのでしょうか。。



早速、確認して見ましょう。



日経のこちらです。





路線バス、人材難に揺れる 路線廃止や減便相次ぐ


運転手確保へ待遇改善



  運転手不足による路線バスの減便や廃止の動きが相次いでいる。労働条件が厳しく新規採用が難しいことが大きな要因だが、インバウンド(訪日客)などによるバス需要の高まりも背景にある。高齢化で免許を返納する人が増えると路線バスの乗客が増える可能性もある。地域交通の要として、赤字路線の維持に四苦八苦している地域のバス会社は、人手不足という難題にも直面している。






  日本最大のバス会社、西日本鉄道は17日のダイヤ改正で福岡市中心部の循環バスや深夜バスを廃止した。常態化している休日出勤や長時間労働の是正につなげ、運転手の確保や離職の防止につなげるのが狙い。需要のある路線だが、供給を絞る異例の減便で人手不足の解消につなげる。





深夜バス運行取りやめを伝える西鉄のバス停(福岡市)




 「臨時のバスを出せませんか」。大型イベントが入ると、営業所の担当者が頭を下げて休日出勤の運転手を確保する。昨秋の福岡ソフトバンクホークスのクライマックスシリーズで必要になった臨時バスは30台。時刻表通りの運行だけでも1日約20人の運転手が不足し、需要にこたえるために無理を重ねている。


 福岡空港内の乗客輸送などバス需要は増えている。そこで、今春のダイヤ改正では過疎路線は維持しながら、代替交通手段の多い都市部の路線を一部縮小することで11人分の業務を削減。過重労働を減らすようにした。


長い所定外労働


 運転手不足は各地で深刻だ。JR北海道が進める鉄道の赤字路線見直しでは、「代替バスを運行しようにも、運転手を確保できるのか」(道内バス会社の社長)という声も聞かれる。日本バス協会は「待遇に対し、労働条件が魅力的でない」と、改善の必要性を訴える。バス運転手の平均所定外労働時間は全職業比3倍超の490時間。一方で賃金は1割程度低い水準に抑えられている。


 国は働き方改革の一環として、現在適用除外となっている時間外労働時間の上限を、罰則付きで設けていく方針だ。ただ、バス会社の6~7割は赤字経営。採用難の背景には効率化に伴う正社員割合の低下や、定着率の悪化があり、若年層の獲得はままならない。


 西鉄の場合、地域の大企業で正社員化を進めるなど採用に注力していた。それでも長時間労働が敬遠され、通年採用する運転手への応募は年150人程度と3年ほど前に比べて半減。要員確保に頭を悩ませることが増えたという。


 公共性の高い路線バス会社は人員を柔軟に動かしにくいことも足かせとなっている。


 バスや路面電車を運行する、とさでん交通(高知市)は4月から、高知市内を走る路線バスのうち土日祝日のダイヤ49便を減便する。労働時間の短縮につなげやすい始発便や最終便を中心に減らす。過疎地を走る路線は自治体の補助を受けていることも多く、調整に時間がかかるため、減便対象の8割近くは補助を受けていない。


25年ぶり値上げ


 宮城交通(仙台市)は昨年10月、路線バスの初乗り運賃を130円から150円に引き上げた。待遇改善につなげる狙いで消費増税分の改定を除くと値上げは25年ぶり。一方、運行本数も2017年までの3年間で1日平均約7%減便し、稼ぎ頭の高速バスも相次ぎ運休や減便に踏み切った。


 収益路線に運転手を集めれば利益はでるが、生活路線を維持できなくなる。そのため、路線バスに運転手を回した結果、利益の出る仕事を貸し切りバス事業者が獲得するといったことも起こる。


 とさでん交通はクルーズ船の乗船客向け観光バスの依頼が増えているが、年間4百台以上の仕事を他社に回さざるを得ず、4千万円以上の利益を逸失しているという。


 片岡万知雄社長は「数年前にはここまでの人手不足は想定できなかった」と指摘。「路線バスは補助金を得ても赤字。高速バスなどの黒字で補填していたが、(人手不足で)それも難しくなっている。地方では路線バス事業はビジネスモデルとして崩壊している」と苦境を訴える。


 両備グループ(岡山市)は2月、黒字路線への新規参入によって路線が維持できないとして、自社の赤字路線の廃止届を提出した。その後、地元で話し合いの場ができたため廃止届は取り下げたが、地域の足を誰が守るのか、人手不足はその議論も促しそうだ。





如何ですか?



いやー、これは結構な難題が襲ってきましたね。。



長時間労働などによるバス運転手の人手不足の現状の中、嬉しいはずの訪日増によるバス増が出来ない、運転免許返納によるバスの利用増の予想。。



完全に空回りです。。



簡単なことではないですが、もはや路線バスも自動運転車にしていくしかないですよね?!





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