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≪お酒と身体にまつわる日本人にとってとても興味深いお話し!≫

皆さんは、お酒は飲みますか? 好きですか?



僕は、以前はほぼ毎日飲んでおりましたが、今は健康のため休肝日をつくって週3日〜4日です。



加えて、以前は量もそれなりに飲んでおりましたが、今は、缶ビール、缶チューハイなど一本です。



健康のためにというのもそうですが、年齢とともに量も飲めなくなったな、というところです。。



一方で、僕はお酒は弱くはなく、むしろ強い方だと思ってます。



なんですが、以下の日経の記事をみてゾッとしてしまいました。。



早速ですが、見てみてください!



1)赤ら顔で深酒、リスク高める




 お酒は百薬の長といわれますが、飲酒はせいぜい1合までです。食道がん、咽頭がん、肝臓がん、乳がん、大腸がんなど、多くのがんの発症リスクを高めます。



 たとえば日本人男性の場合、日本酒を毎日4合飲むと大腸がんになるリスクは3倍になり、同3合でもがん全体の罹患(りかん)リスクは喫煙と同じ1.6倍になります。飲酒しながら喫煙するのは最悪の自殺行為で、食道がんのリスクは30倍にも上ります。



  とくに、飲むと顔が赤くなる人が深酒をすると、食道がんや咽頭がんになる危険が非常に高まることを知る必要があります。お酒に含まれるエタノールは肝臓で「アセトアルデヒド」に分解されます。アセトアルデヒドには発がん性がありますが「2型アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」が酢酸に分解して、解毒しています。



 ALDH2の遺伝子には、分解力の強い型(正常型)と、乏しい型(欠損型)があり、両親からどちらかを受け継ぎます。両親からともに欠損型を受け継いだ「完全欠損型」は日本人の約5%にみられ、お酒が全く飲めない下戸です。飲めませんから、発がんも問題になりません。ともに正常型を受け継いだ場合、アセトアルデヒドが蓄積しにくいので、がんの危険は少ないです。ただ、アルコール中毒が多い傾向にあります。


 問題は両親から受けた遺伝子のうち、どちらか一方が欠損型である「部分欠損型」で、日本人の約45%を占めます。このタイプの人はアセトアルデヒドを分解する力が十分ではないので、大量に飲むとアセトアルデヒドが体内にたまります。これが血管を拡張させて顔を赤くすると同時にがんのリスクを高めます。大量の飲酒を続けると食道がんのリスクは95倍になるというデータもあります。


 英ケンブリッジ大学の研究チームは、アセトアルデヒドによる「造血幹細胞」のDNAの切断と染色体の不安定性などのメカニズムを初めて実験動物で解明し、英科学誌ネイチャーに1月論文発表して話題となりました。がん化との関係がうかがえます。


 ALDH2の欠損型はアジア人の一部にしかみられません。この論文は赤い顔で深酒を続ける日本人への警鐘だと思いました。ご用心を。




2)淘汰されなかった遺伝子変異



 内閣府が2009年に実施したがんに関する世論調査の結果、日本人がもっとも実践しているがん予防法は「焦げた部分は避ける」でした。しかし、これは一種の都市伝説で、焦げを心配する必要はまずありません。


 「日光に当たりすぎないよう心がける」もランク入りしましたが、適度な日光浴はビタミンDを活性化させ、骨を強くするだけでなく、がんの予防にもプラスですからこちらは逆効果です。日照時間の少ない環境で進化した白人には、紫外線による皮膚がんは大きな問題です。しかし、この列島に住み続けてきた日本人には問題になりません。


 その逆の例がお酒です。西洋社会ではお酒とがんの関係はそれほど強くありません。エタノールを分解してできる発がん性のある「アセトアルデヒド」の解毒能力に欠ける人は、白人や黒人にはほとんどいないからです。アセトアルデヒドは血管を拡張させます。お酒を飲んで顔が赤くなるのは、体内にこの物質がたまっているサインです。


 アセトアルデヒドを酢酸に分解する2型アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の遺伝子には変異型がありますが、東アジアにしかみられません。日本人の半分弱は両親から正常型と変異型を両方受け継いでいますので、飲めるけれど赤くなるタイプです。このタイプの人が深酒をすると食道がんのリスクは100倍近くまで上昇します。


 そもそも、15万年前にアフリカで誕生した人類にはALDH2の変異型はありませんでした。アイヌ民族や縄文人が属する「古モンゴロイド」にも変異型はまずありません。2万年以上前にアジアのどこかで「新モンゴロイド」に起きた突然変異が起源と推測されています。


 1万年以上前から日本列島に住んでいた縄文人と、約2000年前に朝鮮半島からやってきた新モンゴロイドの弥生人との混血が日本人のルーツといわれます。当時はお酒などありませんから、ALDH2の変異型は生存上のマイナスとはならず、淘汰されずに受け継がれたわけです。



 渡来人である弥生人が稲作とともに日本列島に持ち込んだALDH2の遺伝子変異のおかげで、日本人の深酒は喫煙なみのリスクになったといえます。くれぐれもご用心を。



(東京大学病院准教授)中川恵一


 
 




いかがですか?



以前は僕はタバコも吸っていて、悪いとは聞いたことありましたが、お酒とタバコのダブルがこれほどまでとは。。



改めてタバコをやめて、お酒を飲むのもほどほどにしてよかったと思わされました。。



そして。。



欧米人が日本人よりもお酒がつよいのは、もう生物遺伝子的に仕方がないんですね。。



というよりも、両親が2人ともお酒が弱い家庭というのも聞きますが、それ以上に、両親のどちらかが飲んで、どちらかがあまりのめない、という家庭って多いですよね?



うちもそうです。。



ですが、これは注意しないといけない系だったんですね。。



うちは父がのんべで、僕もその血を継いでいるので、てっきり強い!と勘違いして飲んでしまっているおりましたよ。。



母は全くと言っていいほど飲めないので、典型的な部分欠損型だったんですね。。



これからも飲みすぎないようにしないと。。





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