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≪介護も医療も自宅で受ける!「看多機」都市部で注目 療養生活に新たな選択肢!?≫

齢化社会に向けて、世の中の流れが病院ではなく自宅で最後を迎える自宅介護、自宅療養へとシフトする動きとなって来ております。



そんな中、看多機というサービスのあり方が出てきたのをご存知でしょうか?。。



早速ですが、どのようなサービスなのか見てみましょう。



日経のこちらです。



介護も医療も自宅で受ける


「看多機」都市部で注目 療養生活に新たな選択肢




 介護サービス拠点に看護師が常勤し、看護と介護のサービスを一元的に提供する「看護小規模多機能型居宅介護(看多機=カンタキ)」が注目を集めている。医療的なケアが必要になった要介護者が、施設に入らなくても介護サービスと医療処置を介護拠点や自宅でワンストップで受けられるのが特徴。都市部の高齢化が急速に進むなか、在宅生活を支えるサービスの現状を探った。



 横須賀市に住む女性、Sさん(83)は9月から、介護大手セントケア・ホールディングの子会社、セントケア神奈川(横浜市)が運営する事業所で看多機のサービスを利用している。






酸素吸入のケアを受ける「看多機」の利用者(左)(神奈川県横須賀市)




 呼吸器の持病があるSさんは7月末に肺炎で入院。退院後は要介護状態になり、常時酸素を吸入する生活を始めた。酸素を濃縮する装置を使うため、火を使った調理を避ける必要が出るなど、これまで通りの一人暮らしが難しくなった。


  ケアマネジャーと相談し、医療処置が受けられる看多機の利用に踏み切った。現在は横須賀市の看多機の拠点に短期宿泊する形で、看護師が見守るなか酸素吸入を伴う生活を送っている。


 「自宅で暮らし続けたいというのが母の強い要望」とSさんの長女(58)。今後は訪問看護などでサポートを受けて自宅で過ごす日を徐々に増やし、ゆくゆくは自宅中心の暮らしに戻ることを目指している。


 看多機は2012年、介護保険の地域密着型サービスとして導入された。1つの事業者が、看護と介護の両方のサービスを泊まりや通い、訪問の3つの形で一元的に提供。要介護者の在宅生活や家族による介護を全面的に支える。


 利用者は看護師や介護スタッフに自宅に来てもらうほか、拠点に通ったり、短期宿泊したりとニーズに応じたサービスを組み合わせて受けることができる。主治医と連携し、24時間365日体制で看護師が緊急時に対応する。



 どんな利用者が使っているのか。「退院後の在宅療養への移行支援が最も多い」とセントケア神奈川の看多機事業所の境美穂所長は話す。看護師が胃ろうによる栄養管理やストーマ(人工肛門)の管理、たんの吸引などをする。要介護者の通所時を活用し、看護師が自宅でのケア方法を家族に指導することもできる。



 妄想や徘徊(はいかい)といった行動・心理症状(BPSD)が目立つ認知症患者のケアも、看多機が力を発揮する。看護師が症状を観察し、症状が落ち着くような適切なケアや対応を、主治医とともに進める。


 末期がんの患者が、緩和ケア病棟や特別養護老人ホームなどが見付かるまでの間、看多機で痛みのケアなどを受けるケースもある。


 利用料は介護保険の定額料金(要介護3の場合、約2万5000円)のほか、食費や宿泊費などが別途必要。泊まりが多いと月額料金は高くなる。


 ハード面で新しい試みを取り入れた看多機も登場した。医療法人社団プラタナスが5月に開設した「ナースケア・リビング世田谷中町」(東京・世田谷)は、認知症ケアの研究で実績を持つ英スターリング大学による内装デザインを採用している。


 一般的な白一色の浴室だと、利用者が床と壁、手すりなどの区別ができずに事故を招きやすいため、目立つ色の壁や手すりを設置。「白内障や、視野が狭くなった高齢者も多い。認識しやすいデザインが高齢者の安心や事故防止につながる」と片山智栄所長は語る。


 医療費削減のため病院が入院日数を短縮するなか、自宅で療養する要介護者の医療ケアへのニーズは大きい。看多機は在宅に戻るまでの受け皿に加え、在宅が前提の介護療養生活を支える選択肢になっている。


 介護制度に詳しい東京大学高齢社会総合研究機構の辻哲夫特任教授は「地価が高い大都市では、特別養護老人ホームなどの施設整備は難しい。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に年金収入だけで入れる高齢者も限られる」と指摘、「在宅で医療的なケアを提供するサービスの充実は不可欠」と話す。


 看多機はまた、医療ケアが必要で目を離しづらい要介護者を受け入れることで、介護する家族の休息を可能にする「レスパイトケア」も担う。在宅介護が広がるなか、看多機が支える対象は増えていきそうだ。







如何ですか?



病院ではなく、自宅でこのようにサービスを受けれるならばとても有難いですよね!



これからは、このようなサービスのあり方へとステップアップしていくのでないでしょうか。



その一方で、自宅養療に関しては、それらを提供する側の人材不足が深刻のようです。。



そのため、それを補うために、以下のような人材の活用に目が向けられたようです。



チェックしてみましょう。



引き続き、日経です。



訪問看護 きたれ新卒


人手不足で採用増 日勤多い働き方魅力/育成の充実課題




訪問看護の現場で、新卒の看護師を採用する動きが出てきた。需要が高まるなか人手不足を補うのが狙いで、新卒の若手にとっては夜勤が少ない働き方などが魅力になる。従来は臨床経験を積んだベテランが担ってきた分野。看護の質を維持しながら人手を増やしていくには、現場と教育機関などが連携して育成する体制づくりが求められる。



「体調はいかがですか」。9月上旬、新卒訪問看護師の黒堀真由さん(23)が東京都渋谷区の井上邦郎さん(78)の自宅を訪れた。在宅ケアの記録ノートに目を通した後、たんの吸引や手足のリハビリテーションを手際よく進める。






   井上さんの看護にあたる新卒訪問看護師の黒堀さん(東京・渋谷)
 


 邦郎さんを介護する妻の泉さん(77)は「機械の使い方も教えてくれるからすごく助かる」と笑顔で話す。24時間体制の訪問看護を利用する前は、医療機器のブザーが鳴って1人で慌てることもよくあった。担当する看護師が新卒であっても「何回か来たらもうベテランのようにやってくれるから安心。若い人が来てくれて新鮮」と歓迎する。



■じっくり寄り添う


 黒堀さんが訪問看護師の道を選んだのは「一人ひとりと向き合う看護がしたかったから」。時間に追われる病院と異なり、自宅で療養する人の生活にじっくり寄り添う仕事に憧れた。


 訪問看護師は1日に数軒の利用者宅を訪問する。1軒の訪問時間は1時間程度。医師の指示書を基に、主に病状の観察や点滴の投与、人工呼吸器などの医療機器の管理をする。


 利用者に合わせて幅広い処置の技術や知識が求められるため、現状では臨床経験の豊富な看護師が務めることが多い。新卒を現場へ送るからには手厚いサポートが欠かせない。


 黒堀さんが所属するケアプロ(東京・中野)は2013年から新卒訪問看護師の採用・育成を始めた。入社後は、まず先輩看護師と同行訪問しながら基礎的な技術を一つずつ学ぶ。1カ月目は週に一度、聖路加国際大学で看護技術の実習を受け、3カ月目からは段階的に単独訪問に移る。


 ただ、新卒の場合、利用者や家族からの療養上の質問に、とっさに答えられないこともある。


 ケアプロでは訪問看護師全員にスマートフォンを支給し、看護師同士が連携する体制を整える。利用者の身体状況の変化や対応について疑問があれば、同じ利用者を担当している他の看護師などに聞くことができる。急ぎの処置が必要な場合は、訪問看護ステーションに常駐する所長や副所長が駆け付ける。しっかりしたフォロー体制があり、黒堀さんは「安心感は大きい」と話す。


 新卒の訪問看護師を採用する動きは広まりつつある。セコム医療システム(東京・渋谷)は06年に新卒の募集を始め、これまでに43人を採用。今春には、ウィル訪問看護ステーション(東京・江戸川)も採用し始めた。







どうです?



新卒者の若手に頑張ってもらい、このサービスを立ち上げて軌道に乗せてもらいたいですね!





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