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≪政治分野に「クオータ制」! 女性活躍 実効性を!≫

女性活躍を推進している日本ですが、依然変わらないのが、世界ランク女性活躍順位です。



皆さんは、日本が144か国中何位かご存知でしょうか。



114位です。下から数えた方が早いです。しかも、この順位、以前より下がって過去最低なのです。。



女性活躍を推進しているにもかかわらず、この順位なわけです。



この順位の評価、何が良くないのでしょうか。。



真っ先にあげられるのが、政治家の女性割合です。



実は日本は、以前よりも女性の候補者、政治家が増えてはいるのです。



にもかかわらず、世界から見れば、まだまだ低い、というわけです。。



この状況はどのようにすれば良いでしょうか。



この対策の一つとして、クォーター制があげられます。



僕は以前からこのブログでもクォーター制を推奨しておりました。



クォーター制については、賛否が言われておりますが、僕はの意見はずっと変わっておりません。



それはなぜか。



こうなることが、ある程度わかっていたからです。



なぜわかっていたかというと、日本の国民性と文化です。



昔から日本は、何か新しいことをやるにあたっては、いつもグダグダ遅いじゃないですか。。



こうしよう、と決まれば比較的早いのですが、曖昧なままだと、なかかなか進まない。



そのため、何か強制力がないとダメなんですよ。



で、同じように思った人の意見が以下のように掲載されておりましたので、ご確認してみてください。



日経のこちらです。



OECD東京センター所長 村上由美子


政治分野に「クオータ制」 女性活躍 実効性を






 ビジネス界の女性幹部に、役職の一定数を女性に割り当てる「クオータ制」の是非を聞いてみると、意外に反対派が多い。私も心情的に抵抗感がある。米投資銀行で昇進した時、女性だからげたを履かせてもらったと言われぬよう、同僚の男性以上に働こうと思った。適材適所でなければ、活躍している女性リーダー達に失礼だという考え方には同意する部分が多い。



 しかし、そんな悠長なことを言っている余裕が日本にはないと思い始めた。先日発表された2017年の世界経済フォーラムによる男女平等ランキング(ジェンダー・ギャップ指数)で、日本は144カ国中、過去最低の114位となった。特に足を引っ張った政治分野は123位。衆議院選挙後の女性議員比率、内閣女性大臣比率はともに10%で世界最低レベルだ。産業界の手本となり、女性活躍を先導すべき政界がこのありさまでは話にならない。



 上塗り対策では現状打破は望めない。政界の女性進出に関しては、一定程度のクオータ制の導入以外に即効性のある対策は見あたらない。例えば、候補者の男女比率に一定の割合を暫定的にでも設けることで、女性候補者の裾野を広げるという策は議論に値する。もちろん各政党が自主的に取り組み、自然に男女比率が改善するのが理想だが、それを待っていたら日本の女性活躍は何年経っても実現されないかもしれない。



 日本にとってもう一つ気になる調査結果がある。スイスのビジネススクールIMDが発表した世界人材ランキングで、外国籍の高技能人材にとって日本はアジアで最も魅力のない国とされた。言葉の壁や閉鎖的なビジネス環境が理由に挙げられる。



 高技能外国人材の永住権申請条件を緩和した日本政府だが、優秀な外国人に最も重要なのは性別、国籍、価値観などが足かせにならず活躍できる環境。政界、ビジネス界ともにトップはほぼ全員日本人男性。そんなモノカルチャーの日本は優秀な外国人の目には魅力的に映らないのであろう。


 人材獲得のグローバルレースから取り残された日本。人口減少も待ったなしだ。時間はない。まずは政府が結果を伴う政策を迅速に導入し、女性活躍推進がプロパガンダだけでないことを証明すべきだ。国会議員のクオータ制の効果について未知の部分は多いとはいえ、その是非については真剣に議論すべきだろう。



いかがですか?



結局、こうなるわけです。



日本は残念ながら自発的によーいドン!、が出来ない国、文化なんです。



ですから、大きく変革が必要な時には、ある程度強制的に進めるしかないんです。



で、まずは進め、運用してみる。



で、不都合が出たならば、その都度考えて修正してしていく。



逆に改善することは日本人は得意なわけですから。





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